特別資料展示

年数回、社会科学古典資料センター所蔵資料を紹介する特別展示を開催しています。

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過去の特別展示

CHSSL EXPOSITION SERIES 05 ヴォルテール『リスボンの災厄についての詩』をめぐって

1755年11月1日にリスボンを襲った大地震と津波は、5万人~6万人の規模の死者を出した未曾有の大災害であったと同時に、ヴォルテール、ルソー、カントらに対して深刻な考察を迫った思想史上の大事件でした。この展示では、リスボン地震をめぐる思想史を通じて、災害を神による懲罰として捉えるのではなく、人間(ないし社会)の責任領分、人間の理解可能性を議論の遡上にのぼせる近代的なものの見方がどのようにして生みだされたのかを明らかにします。

開催期間

2013年10月22日(火)~11月1日(金) 9時~12時、13時~17時
ただし、10月26日(土)、27日(日)を除く

Web展示

ヴォルテール『リスボンの災厄についての詩』をめぐって

記念イベント

CHSSL EXPOSITION SERIES 04 ヒューム『宗教の自然史』の思想圏

宗教の起源は一神教なのか、多神教なのか? もし多神教が宗教の起源なら一神教=キリスト教は、いつ・どこから生まれたのか? もしキリスト教が歴史を持ち、しかも異教をその母として生まれてきたとするなら、王権神授説をはじめ、あらゆる社会制度の権威の根拠はいったいどこにあるのか? こうした問いに対する啓蒙思想の回答のいわば決定版といえるD・ヒューム(1711-1776)の『宗教の自然史』(1757)を手掛かりに、啓蒙思想周辺の宗教起源論の系譜を歴史的に振り返ります。

開催期間

2012年5月23日(水)~6月5日(火) 土日を除く

Web展示

ヒューム『宗教の自然史』の思想圏

CHSSL EXPOSITION SERIES 03 ミラボー『モーゼス・メンデルスゾーンについて』(1787年)をめぐって

18世紀のフランスで、波乱に満ちた生涯を生き、フランス革命の初期に中心的な役割を担ったミラボー伯爵(1749-1791年)。このミラボーが、18世紀ドイツ啓蒙思想の、とりわけユダヤ人の解放という文脈では主導的な役割を果たした哲学者モーゼス・メンデルスゾーンについて著した著作について紹介します。

開催期間

2012年5月9日(水)~5月22日(火) 土日を除く

Web展示

ミラボー『モーゼス・メンデルスゾーンについて』(1787年)をめぐって

CHSSL EXPOSITION SERIES 02 マザリナード展

ウェブ限定展示

Web展示

マザリナード展

CHSSL EXPOSITION SERIES 01 革命期フランス・パスポート展

一橋大学社会科学古典資料センターのフランクリン文庫に収められているフランスで発行されたパスポートの実物を、関連する法令の布告と併せて紹介します。

開催期間

2011年10月25日(火)~11月7日(月) 土日、祝日を除く

Web展示

革命期フランス・パスポート展