貴重書コレクション

カント『人倫の形而上学』

Die Metaphysik der Sitten
(Soda Ab.564)

出版事項

Die Metaphysik der Sitten in zwey Theilen / abgefasst von Immanuel Kant
出版者 Königsberg : Bey Friedrich Nicolovius
出版年 1797
形 態 1v. (various pagings) ; 21 cm
注記事項 Description based on: Metaphysische Anfangsgrunde der Tugendlehre
Contents: Metaphysische Anfangsgründe der Tugendlehre / von Immanuel Kant. 1797 -- Metaphysische Anfangsgründe der Rechtslehre / von Immanuel Kant. 1797
著者標目 *Kant, Immanuel, 1724-1804
本文言語 ドイツ語

解説文

イマニュエル・カント(Kant, Immanuel, 1724-1804)は西欧近世の代表的哲学者である。同書は、カントの歳晩年に属する実践哲学の体系書である。本書は第一部「法論の形而上学的原理」、第二部「徳論の形而上学的原理」からなる。第一部は私法と公法からなる法哲学である。そこでは、所有、国家、外的強制、永遠平和、国際連盟等々の哲学的基礎付けが試みられ、カントのなかで最もまとまった形での法・政治哲学を提供している。第二部は教義で「倫理学」と呼ばれるが、これは内容からして実質的に倫理学の体系とみなすことができる。自己保存、自己陶冶、他人の幸福の促進といった具体的な徳義務が体系的に展開されている。このように『人倫の形而上学』は法哲学と実質的倫理学とからなる実践哲学体系として構成されている。

最終更新日時

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