貴重書コレクション

ヒューム『道徳原理論』

An enquiry concerning the principles of morals
(貴A:B386,Franklin 4086)

出版事項

An enquiry concerning the principles of morals / by David Hume, Esq
出版者 London : Printed for A. Millar ...
出版年 1751
形 態 [8], 253, [3] p. ; 17 cm
注記事項 Errata on p. [7] (1st group)
Advertisements on p. [1]-[3] at end
Errors in paging: p. 86 incorrectly numbered 68
著者標目 *Hume, David, 1711-1776
本文言語 英語
(出版事項は貴A:B386のもの)

解説文

デヴィッド・ヒューム(1711-1776)は、哲学、経済学、歴史学と幅広い分野で業績を残した、18世紀のスコットランド啓蒙思想を代表する人物である。スミスの親友でもあり、同時代の英仏の社会経済思想にきわめて大きな影響を与えた。人間本性を解明することにより、諸学に基礎付けを与えることにある。ヒュームの理論哲学には懐疑主義の性格が色濃いが、多面で彼は「自然」に照らして極度の懐疑主義は現実に成立しないとする自然主義を主張し、「緩和された懐疑主義」を提唱する。道徳感情としての情念にあり、「理性は情念の奴隷」であるとして倫理的反理性主義を主張する。哲学上の主著の一つであるこの書は、印刷者の記録によって、1752年になって一枚のリーフ(L3)が差し替えられたことが知られている。センター所蔵の2種のうち、貴A:B386は差し替え前の版、Franklin 4086は差し替え後の版である。

最終更新日時

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