貴重書コレクション

ルソー『エミール』

Émile
(貴A:967, 貴C:250, Franklin 1837)

出版事項

Émile, ou, De l'éducation / par J.J. Rousseau
出版者 A La Haye : Chez Jean Néaulme
出版年 1762
形 態 4 v. ; 21 cm
著者標目 * Rousseau, Jean-Jacques, 1712-1778
本文言語 フランス語
(出版事項は貴A:967のもの)

解説文

ジャン=ジャック・ルソーの主著のひとつで、教育論。孤児エミールがルソー自身の分身である理想的な教師のもとで成長する過程を物語的な形式で描いた。ルソーの『告白』が、現実のルソーがどのように成長し、どのような生涯を送ったかの記録であるのに対して、『エミール』は「もし理想的な教育を受けることができたら、どのような生涯を送り得るか」を描いている点で「裏返しの『告白』」とも評価される。この著作でルソーは「消極教育」、すなわち教師が積極的に子供に知識を教え込むのではなく、単に子供の成長を妨げるものを取り除き、子供が自発的に物事に興味を持ち、考え、問題を解決するようにさりげなく導く教育を説いた。発売と同時に評判となり、初版が出た1762年を記載した版は8折と12折を合わせて20種類に及ぶ。古典資料センターは、そのうちの8折版2種類と12折版1種類を所蔵している。

最終更新日時

このページのTOPへ