貴重書コレクション

メンガー『国民経済学原理』

Grundsätze der Volkswirthschaftslehre
(Menger Mon.2142)

デジタル・ライブラリー

Digital Library of Carl Menger Collection

出版事項

Grundsätze der Volkswirthschaftslehre / von Carl Menger
出版者 Wien : Wilhelm Braumüller
出版年 1871
形 態 xii, 285, [1] p. ; 23 cm
注記事項 No more published
Errata at end
Includes bibliographical references
Interleaved, with manuscript notes by author
Title corrected in pen by author's hand: Allgemeine theoretische Wirthschaftslehre
On t.p. written in pencil: No. 3
著者標目 *Menger, Carl, 1840-1921
本文言語 ドイツ語

解説文

経済学におけるオーストリア学派の祖にして、「近代経済学」の創始者のひとりである、カール・メンガーの記念碑的著作『国民経済学原理』の著者手沢本。メンガーは、度重なる勧誘・要請にもかかわらず、ついに『国民経済学原理』の再刊・翻訳を行わなかった。これは再刊にあたって、自著の徹底した改訂を意図していたためと考えられている。そのため彼は、各ページの間に白紙を挿入した書き込み用の特製本を3冊誂えていたが、その1冊がこれである。表題がメンガー自身の筆跡で『一般理論経済学』と改められているのが注目される。およそ人間にとって「経済」とは何か−−この根源的な問いに答え得る、いわば《人間学としての経済学の大系》こそが彼の終生の課題となったらしい。
センターはこの他、もう1冊の手沢本を所蔵しており、残りの1冊にあたる遺稿類は、ノースカロライナのデューク大学に寄贈されている。この遺稿類からは、メンガー没後の1923年に、子息のカール・メンガー・Jr. によって『原理』第2版が編纂されている。

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最終更新日時

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