貴重書コレクション

ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』

Die protestantische Ethik und der Geist des Kapitalismus
(Gierke T.259)

出版事項

Die protestantische Ethik und der "Geist" des Kapitalismus / von Max Weber
出版者 Tübingen : J.C.B. Mohr
出版年 [1905?]
形 態 2 v. ; 23 cm
注記事項 Caption title
"Separat-Abdruck aus dem Archiv für Sozialwissenschaft und Sozialpolitik. Neue Folge des Archivs für soziale Gesetzgebung und Statistik ..., 20-21. Band 1. Heft"--Cover
著者標目 *Weber, Max, 1864-1920
本文言語 ドイツ語

解説文

M. ウェーバー(1864-1920年)といえば、20世紀を代表する社会科学者の一人であるが、分けても通称「プロ倫」と呼ばれるこの論文は、近代資本主義の成立をルターに始まるプロテスタント諸派の活動と結びつけて論じた点で、同時代人はもちろんのこと、後の時代の同種の研究に大きな影響を与えたのみならず、当人自身のその後の研究テーマの方向を決定づけた重要な論文である。

本書は社会科学古典資料センター所蔵のギールケ文庫に含まれる、当初発表された雑誌からの抜き刷りであり、ウェーバー自身がギールケに送ったと思われるもの。第1章の最初のページに著者の献辞が記されている。ギールケがベルリン大学法学部正教授に就任したのは1887年のことであるが、その頃ウェーバーは同大学などで法律学等を研究しており、1889年にはベルリン大学で博士号を取得、1893年には同大学の商法・ドイツ法の員外教授となった他、2人とも社会政策学会において有力な会員であったことなどから、両者の間に何らかの交流が存在したのではないかと想像される。実際、ギールケ文庫にはこの他にも著者より送られたと思われる抜き刷りがいくつか存在し、その感を強くさせる。

最終更新日時

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