貴重書コレクション

ルソー『人間不平等起源論』

Discours sur l'origine et les fondemens de l'inegalite parmi les hommes
(Franklin 1834, Franklin 1835)

出版事項

Discours sur l'origine et les fondemens de l'inegalité parmi les hommes / par Jean Jaques Rousseau citoyen de Genève
出版者 A Amsterdam : Chez Marc Michel Rey
出版年 1755
形 態 LXX, [2], 262, [2] p., [1] leaf of plates : ill. ; 21 cm
注記事項 Title in red and black
Errata: p. [263]
Errors in paging: LXV numbered XLV
Dufour no. 55(variant)
[Franklin:1834] With this is bound: Examen critique de la seconde partie de la Confession de foi du vicaire savoyard / par M. A.J.R. A Londres : [s.n.] , 1776
著者標目 Rousseau, Jean-Jacques, 1712-1778
本文言語 フランス語
(出版事項はFranklin 1834(真正版)のもの)

解説文

フランスの啓蒙思想家ジャン=ジャック・ルソーの主著のひとつ。古代ギリシア以来、人間は生まれながらに社会的であると考えるのが一般的であったが、ルソーは人間は自然状態においては孤立していると主張した。彼の意図は、当時の不平等な文明社会の政治や文化、人の生き方を強烈に批判することにあったが、同時に、社会は自然的ではなく、人為的なものだという主張は、不平等などの社会問題は人間が自分で作り出したものだから、自分で解決せねばならないという考えにつながり、後の政治論である『社会契約論』が生まれることになる。Franklin 1834はタイトルページの二つの挿絵があり、真正版。本文11ページの下から3行目「conformé」という単語のアクサンが誤植で脱落し、版元によって手書きで書き加えられている。Franklin 1835は偽版で、挿絵左下のサインがなく、右ページの挿絵がひとまわり小さい。

最終更新日時

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