貴重書コレクション

『コーロコル』

Колоколъ
(Bernstein-Souvarine 65)

出版事項

Колоколъ : прибавочные листы къ Полярной звезде
出版者 London :Вольная русская типограФия
出版年 1857-1865
形 態 1 v. ; 33 cm
注記事項 English title added: The bell (<листь 2 (августа 1857)>-)
Library has No. 1 (июль 1857)- No. 196 (апр. 1865)
本文言語 ロシア語

解説文

ロシア語で『鐘』を意味する誌名をもつこの雑誌は,19世紀ロシアの代表的思想家であるアレクサンドル・ゲルツェンと,その友人ニコライ・オガリョーフによって、亡命先のロンドンで1857年に創刊された。誌名は、中世ロシアの自治都市ノヴゴロドの民会「ヴェーチェ」の召集を知らせる鐘に由来する。ヴェーチェの鐘は、15世紀にイヴァン3世によってモスクワへと持ち去られて以来、その音を響かせることはもはやなかったが、ゲルツェンにとってそれは、ロシアに取り戻されるべき自由の象徴であった。伝説によれば、ノヴゴロドはロシアで最も古い町の一つであり、イヴァン3世によって専制的ツァーリズムの中に組み込まれるまでの300年以上にわたって、共和制都市国家として自由を謳歌していたからである。ロンドン版『鐘』は1867年に発行を停止し、翌年からジュネーブで刊行されたが、これも1年弱で廃刊となった。センター所蔵資料は、No.1からNo.196(1865年)までが、一部の附録を除いて、ほぼ完全に揃ったセットである。

最終更新日時

このページのTOPへ