貴重書コレクション

「農奴解放令」

Положения о крестьянахъ, вышедшихъ изъ крепостной зависимости
(Bernstein 60)

出版事項

Положения о крестьянахъ, вышедшихъ изъ крепостной зависимости
出版者Санктпетербургъ, [s.n.]
出版年 1861
形 態1 v. (various paging) ; 36 cm
本文言語 ロシア語

解説文

『1861年2月19日皇帝陛下勅令、農奴的従属から脱却した農民に関する条令』は、いわゆる「農奴解放令」として知られる勅令の全文。ロシア皇帝アレクサンドル2世によって署名され、1861年3月5日に公布された。クリミア戦争の敗北は、ロシアの技術的、経済的な立ち遅れを明らかにしたが、とりわけ農業における資本主義的関係の発展を妨げていた農奴制の解体は大きな課題の一つであった。農奴解放が避けられぬことを察知して動揺する貴族たちに対して、皇帝は「われわれは遅かれ早かれこの問題を取り上げなければならない」し、そうであるなら「下からより上から始められる方がはるかによい」と述べて、側近の官僚とともに改革を主導した。結局、1861年に公布された解放令は、農民にとって高額な償却費用が必要となることや、解放後も事実上共同体(ミール)に縛り付けられ続けることなど不十分なものではあったが、これによって農民は、法的には自由を得ることとなった。センター所蔵資料は、1861年にサンクトペテルブルクで出版されたフォリオ。

最終更新日時

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